新型コロナウイルスに関する緊急事態宣言発令下の対応について
私たち社会福祉士は、地域共生社会の実現を目指して、地域にとっての触媒としての機能を果たしながら「我が事」の地域づくりを進めています。
住民の生活課題の気づきを「丸ごと」受け止め、解決に結び付けていくことで、地域共生社会の実現へ向けて、一歩一歩進めようとしています。
令和元年、千葉県内の多くの自治体が被災地となった時、私たちは人と人を結びつけるために動き、活動しました。
その絆は、復興に向けた一助を担ってきました。
現在、新型コロナウイルス感染症をピークアウトさせるために、外出自粛が要請されています。
ウィルスとの闘いに人と人との接触を7割、8割に抑えることが求められていますから、
外出を自粛した暮らしの中で個々人の生活課題、虐待等の権利侵害が、潜在化する可能性があります。
暮らしぶりが変わってくることで、福祉に求められることが変容する可能性があります。
私たち社会福祉士には、人とのつながりから培い把握してきた情報、想像力、気づく力があります。
今こそ、個々人の生活課題にアンテナをしっかり張り、必用な支援とのつながりが切れないように維持していきましょう。
それぞれの暮らしとお付き合いをしながら、守っていきましょう。
相談が激増している仲間もいると思います。
外部との関りを遮断して不安な思いのある仲間もいると思います。
皆でこの局面を乗り越えましょう。
それぞれの立場で不安なことや心配なことがあれば社会福祉士会にご相談ください。
社会福祉士の仲間で一緒に支え合いましょう。
一般社団法人千葉県社会福祉士会
〒260-0026 千葉市中央区千葉港7-1 塚本千葉第五ビル3F
TEL 043-238-2866 FAX 043-238-2867
メール:office@cswchiba.com
2020年4月13日
一般社団法人千葉県社会福祉士会
会長 澁澤 茂